ソブリンリスクとは?

ソブリンリスクについて簡単に説明すると、その国に対してお金を貸しても、帰ってこないのではないかというリスクのことです。

この場合、国に貸すお金は国債や政府保証債のようなものをいいます。

国がお金を返さない・返せないという状況は、通常では考えにくいことのように思えます。

しかし財政危機の国において、そのようなことがあり得てしまうのです。

ソブリンリスクが高まると、投資家が国債を避けるようになってしまいます。

そうなると国債の価格は下落してしまい、利回りを高くしないと売れないので、金利が上昇してしまうことになります。

そうなってしまうと利回り負担が増えてしまい、財政悪化につながります。

財政が悪化するということは、ソブリンリスクが高まるということで、悪循環になってしまうのです。

ソブリンリスクはどのようにしてチェックすれば良いのかというと、これはソブリン格付けをチェックすれば良いのです。

大手格付け機関が出しているソブリン格付けを見て、本当に大丈夫なのかどうか確認してください。

ちなみに日本は欧州に比べて債務残高が多いのですが、国内の豊富な金融資産が大半を買い支えているため、ソブリンリスクはそれほど高くありません。

ギリシャが財政危機になったことで、今まで以上にソブリンリスクへの注目度が上がりました。

実際にはこれまでもあったものなのですが、わかりやすい例があると、危機感をあおられるものです。

国債にはこのようなこともあるので、楽観せずにリスクのことも考えるようにしましょう。